厚生労働省の新規学卒就職者の離職状況調査によると、2022年3月に学校を卒業し、3年以内(25年3月まで)に仕事を辞めた人の割合(3年以内離職率)は、大学卒が前年比1.1ポイント減の33.8%、短大などの卒業者が同0.1ポイント減の44.5%、高校卒が同0.5ポイント減の37.9%と、いずれも下落した。中学卒は3.6ポイント増の54.1%だった。
22年3月卒業の新規学卒就職者の数は、大学が44万9012人、短大などが14万2455人、高校が13万7458人、中学が675人だった。
コロナ禍の反動で21年に求人が増えたことを背景に、大学卒の離職率は前年調査で05年以来16年ぶりの高水準(34.92%)を記録。今回は下落したものの、依然高い水準にある。
事業所規模別にみた3年以内離職率は下図の通り。高卒、大卒とも規模が小さいほど離職率が高い。
業種別にみると、離職率の高いのは、大学卒が宿泊・飲食サービス業(55.4%)、生活関連サービス業・娯楽業(54.7%)、教育・学習支援業(44.2%)、医療・福祉(40.8%)、小売業(40.4%)など。高校卒は宿泊・飲食サービス業(64.7%)、生活関連サービス業・娯楽業(61.5%)、教育・学習支援業(53.6%)、医療・福祉(49.2%)、小売業(48.3%)の順だった。
【資料】
- 厚生労働省「新規学卒者の離職状況」
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