小学館が運営する情報サイト「介護ポストセブン」の介護マーケティング研究所が2025年5月下旬に「老眼」についてのアンケート調査を実施。「手元が見えづらい」「スマホの文字が読めない」などの自覚症状がある3269人のうち、老眼鏡(遠近両用を含む)を使用している人は53.81%と半数をわずかに上回る程度。自覚があっても使っていない人が多いことが分かった。
約4分の3の人が眼鏡専門店で老眼鏡を購入していたが、100円ショップやドラッグストアなどの量販店で既製品を買ったという人も3割近くいた。複数回答による重複を考慮すると、身近な場所で手軽に購入できる価格のものを試した上で、本格老眼鏡デビューをする人が多いようだ。
老眼鏡以外の対策としては、「目に良いとされる食材」「サプリや漢方薬」「生活習慣の改善=TVやPC、スマホを見る時間を減らす」に取り組む人がそれぞれ10%強いたが、「何もしていない」約65%が最大勢力。
【資料】
- 介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブン「『老眼』にまつわる実態調査2025」
バナー写真:PIXTA



